VUCA(「Volatility(ボラティリティ:変動性)」「Uncertainty(アンサートゥンティ:不確実性)」「Complexity(コムプレクシティ:複雑性)」「Ambiguity(アムビギュイティ:曖昧性)」)
とも言われる、先の見えない複雑な時代がまさに今です。
コロナ、気候変動、人口減少、メタバース、AI、量子コンピュータ、メンタル・・・
今までのやり方、経験が足かせにさえなりかねない環境で、経営者(以下 社長)は、孤独な意思決定をし続けなければなりません。
そこで必要なのは、過去だけでなく未来からの呼び声を聴く力。
過去の成功体験や法則は、必ずしも頼りにならないどころか、判断を誤らせることが多くなっていくでしょう。
過去の癖や学びをあえて手放すことさえ、必要です。
そして、未来や社内を無理にコントロールしようとするのも悪手です。
かといって、何が成功するのかは誰にもわかりません。
一般解・正解はないのです。
しかし特殊解、自社ならではの解はあります。
主体的に未来に関わることによって
それを意志し、信じ、探究し、声を聴き、向かうものに運命は微笑みます。
そこに社内も顧客も投資家もついてきます。
あえて言うならば、未来を創るものこそが勝てるということでしょう。
しかしそれには、恐れや疑いにブレずに、自らを整え調え、自分軸と世界の軸をシンクロさせ続ける妙が問われます。
同時に、社内に対して、顧客に対しても、不安を超えて、共感でふるえ、自分たちも参画していきたいという想いを引き出すようなあり方です。
言うは易し。
できる人にはできますが、困難な道でもあります。
しかし、そこに盟友として、伴走する存在がいることで、
社長は本来のポテンシャル・能力を発揮できるようになります。
すべての人は、可能性に満ちています。愛おしい存在です。
伴走者は常に社長の本来の力を信じ、寄り添います。
そばにいます。
安全に安心して自分(社長個人自身)を受け入れてくれる場を、社長に提供します。
恐れや疑い、あきらめの声に翻弄されている時にも、自身を信じる声を支えます。
そして、自らが改めて自らの道に呼ばれ、選択することを見守り、祝福します。
未来の気配を捉え、手を打つことを激励します。
勝利の女神(セレンディピティ:偶然というギフト)は、その手に前髪を握らせてくれるでしょう。
伴走者は、社長の弱い部分も含め、なんでも吐露できる相手である必要があります。経営上の不安材料なども扱うことになりますから、家族や社内では限界があるでしょう。社内の利害関係とも関係ないところで、頼めるとよいでしょう。
エグゼクティブ・ワンダーコーチングは、この伴走者というお役目を提供します。
月に1~2回程度、お話をすることで、社長が自らの軸・センターを見出し、その軸からブレずに、時代としっかりと組合い、手応えある経営をしていけるよう、そして未来の声を聴き逃さず、時代という波に乗り、超えていけるように。
願わくは、ゲームチェンジャーとしても。
新たな、そしてみなにとって歓びであるような未来を、新たなものがたりを共創していくために。